他人事ではない!?
知らないうちに進行する最もポピュラーなお口の病気。それが歯周病です!!
@ 起きたとき、お口の中が粘(ネバ)つく
A 歯は磨いているのに口臭が気になる
B 歯磨きの時に歯ぐきから出血した経験がある
C 疲れた時に歯が浮いた感じがする
D お口の中が常にネバネバしていると感じる
E 歯ぐきの色が赤黒くなって気になる
F 物を噛んだ時に痛みを感じる
G 歯がぐらぐら揺らぐ
H あまり歯を丁寧に磨いていない
I お薬を沢山飲まれている
歯周病は、「沈黙の病」とも呼ばれ、痛みなどの自覚症状があまりありません。それが災いして、予防が怠りがちになったり、治療が続かず、気づかぬうちに症状を悪化させてしまいます。歯周病菌はとても狡猾なバイキンなのです。しかし、1つだけ、歯周病菌にもいいところがあります。それは、
1度無くしてしまえば、あとは比較的簡単な日常の心がけで予防できること。
左記の事項に当てはまる人は必ず、また一度も確認をされたことがない方も、今このときに、歯周病の検査を実施しましょう。
@ レントゲン診査
A 歯と歯ぐきの間の溝の深さを計ります
B どの歯から出血するのかを調べる検査
C 歯の動揺度を調べる検査
D 角化歯肉の状態を調べます。
日本人は80歳で平均して
10本の歯しか残っていない事実を知っていましたか?
その歯の抜ける原因としては、むし歯と歯周病によるものが大多数を占めますが、近年その歯周病によるものが増えています。
歯周病の一番の原因はプラーク(歯垢)と呼ばれる物質です。歯についた食べかすは、ほんの数分で、口腔内細菌が増殖してプラークという細菌の塊に変化します。それらが産出する酸、毒素や酵素によって歯周組織に炎症をおこし、歯周病となります。
気持ち悪い〜と思うかも知れませんが、実はこれがプラーク(歯垢)!ついつい食べかすと勘違いしてしまいますが、実は細菌の塊なんです!お口の中にこんな細菌が密集しているなんてノびっくりですね。
◎歯周病を進行させる原因は
キチンと歯みがきができずにプラークが増えると、歯周病の原因になりますが、その他にも色んな原因があります
歯ぎしりやくいしばり
歯ぎしりやくいしばりをすると、歯を支えている骨(アゴの骨)に影響を与え、歯周病の進行を早めます。
甘い食べ物
砂糖(ショ糖、シュクロース)が細菌の一番の栄養源になって、プラークの成熟を助け、歯周病の原因となっています。
タバコ
喫煙は歯周病菌の増殖を助長し、歯肉の抵抗性を減弱させます。その為、歯周病の進行を早め、歯の寿命を短くします。
歯ぐきの病気の程度により、治療方法は異なります。もしも、病気がまだ初期の段階であれば、歯の表面をお掃除することで、手術をしなくても組織の炎症をなくすことができます。破壊が進んでしまい、深い歯周ポケットができている場合には外科手術によりプラークや歯石を取り除きます。歯周ポケットを浅くし、感染した組織を取り除くことにより、清掃しやすい健康な歯になります。しかし、歯ぐきが元に回復したわけでなく、歯を機能的に支えることができるかどうかは確かではありません。また、歯肉は本来の位置より低くなってしまうため、歯が長く見えるようになります。最近まで、歯の支持組織を再生することはほとんどできませんでした。
歯周治療の最終目的は病気の進行を止め、元の健全な状態に組織を回復させることです。1980年代の初頭に、歯を救う新しい治療方法の研究がスタートしました。その結果、歯周病のまったく新しい治療方法として、歯の周りに必要な組織を再生させて、歯の支持構造をできるかぎり元の状態に戻すという歯周外科手術が確立され、1990年代になってから世界中で広く応用されるようになりました。
当院では、遊離歯肉移植術(FGG free gingival graft)とエムドゲインを使った骨増生などの歯周外科治療を行っています。
■遊離歯肉移植術(FGG)
歯根の周りに角化歯肉(コラーゲン繊維に富んだ固く動かない歯肉)がない場合、歯ブラシの圧力に弱く、歯磨きが困難になったり、歯肉が退縮(痩せて薄くなる状態)してしまったりするため、歯も長持ちしません。FGGとは、上あごの口蓋から上皮の付いた歯肉を切り取り、歯根やの周りに移植する事により、角化歯肉を獲得する方法です。
■エムドゲインゲルを使った治療